禁煙のコツ 概論 その2 具体的禁煙計画

禁煙計画をたててストレスを無くす

何事も、ある程度のスパンを見越したプランを立てることで、よりスムーズに目標を達成できると思います。無計画に大事を始めてはいけません。

計画的に禁煙を

期間を3つに分けてより安全に

では、そのスパンはどれくらいの期間かと考えると、私は3,4か月であると思います。詳しい説明は、ゆく河の流れは絶えずしてゆく河の流れは絶えずしてにて説明していますので省きますが、人間の身体の細胞は3,4か月でほぼ全て入れ替わります。季節の長さとも同じですね。人間にとって一つのスパンである事はまちがいないでしょう。
自分の経験でも、筋力トレーニングや、新しく始める習慣などが、一段落するのは大体それくらいだと考えます。
習慣が定着するのにかかる必要な最低限の期間として考えて良いと思います。

1つの期間が最低3か月として、禁煙に向けていくつの”段階”が必要でしょうか。
結論からいいますと、飛行機の離陸に例えて、

1 準備・助走期間   飛行機が停車状態から動き出し、滑走路を加速する期間
2 実行・離陸期間   離陸し、上昇している期間
3 安定飛行期間    高度が保たれ、安定した期間

の三段階を踏むと安定しやすいと思います。

止まっている飛行機を急に飛ばすのは大変なエネルギーが必要ですし、危険です。 十分な加速状態からであれば、離陸もスムースに行く筈です。
離陸期間は高度を上げる分、大変ではありますが、後の安定飛行を見据えて確実に行えば、危険も減る筈です。

 

当禁煙法では、この各段階を、最低3か月以上と決め、粛々と行っていきます。

先ずは助走期間を始めて計画実行

今の生活から、助走期間を経てから実行に移すことに大きなポイントがあります。
禁煙のコツ 概論 その1 禁煙の考え方で記しましたが、今の生活から単純に喫煙という行動を抜く、ということではバランスが取れません。これを飛行に例えると、停車状態からいきなり離陸ということになります。どこぞの危ない新型飛行機のようです。

そうではなく、停車状態から、先ずはなるだけ飛行機を軽くしながら、滑走路を動き出す、という助走期間を経るのです。

 

助走期間はまだ禁煙の実行期間ではありません。そう、まだタバコを吸ってもよい期間です。

今この瞬間に禁煙を始めるよりも、確実にやりやすいですよね?今日からでも出来ます。このように、突然の心身のストレスを感じることなく、スムーズに禁煙のしやすい状況に持っていく事が非常に重要です。突然始めるものは突然終わります。かならずこの準備助走期間を経て、同時に「禁煙とは何か」と少し客観的にも知識を得て、頭も体も慣れたころに実行期間へと移っていくのです。

先ずは、やりやすい所から始めましょう。それでも、ゼロが1になった事は大きい事です。

 

準備期間の一つの大きなポイントは、アメスピ(無添加タバコ)にする事です。

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