美木良介氏のロングブレス 効果と禁煙について

ロングブレス

禁煙とロングブレス

本書の中でも触れているように、肺の中の空気をなるだけ多く入れ替える事は禁煙に対して非常に良い習慣であると言えます。実際、まだ禁煙に踏み切っていない準備段階の人にも、当禁煙法では喫煙後深呼吸をする事を勧めています。

今ブームとなっているロングブレスの習慣は、この喫煙後深呼吸に加えてやる事により、禁煙の下地を作る、かなり効果が見込めるエクササイズと言えます。

このブームは、これから禁煙をする人にとっては追い風であると言えるでしょう。

喫煙者にとってのロングブレス

喫煙と喫煙の間、特に就寝中、肺の中にタバコの煙を残しておくことは身体に大きなダメージを与え続けます。逆に、喫煙中はしょうがないとしても、毎喫煙後に深呼吸をして肺の空気を入れ替えてあげれば、それだけ身体に残すリスクは減る訳です。(喫煙後深呼吸)

上記に加え、まだ禁煙を始めていない段階でもロングブレスを取り入れると、生活の中で毒を取り入れながらも毒の排出力を高めるという、少し変な状態ですが、禁煙を始める前の段階として最高の習慣と言えます。既にタバコの害を理解し、より積極的に禁煙を”いずれ”したい、という人はすぐにでも取り入れるべきです。

続ければ、禁煙の成功率を上げる事は保証します

禁煙中のロングブレス

ロングブレスをする事によって、肺の機能を高め、解毒に努める事によって、長期間に及ぶ喫煙によって肺を中心とした身体に残してしまったタールや有毒物の排出を大きく促します。禁煙開始後は入ってくる毒はもう無く、排毒する一方ですから、より効果が見込めます。また、エアータバコとの相性も良く、より一層の効果が見込めます。

実際にやってみると分かりますが、ロングブレス体操を数分やるだけ、もしくはランニングや歩きながらロングブレスをするだけで肺が相当活性化し、排毒がされる実感があります。

私は毎朝LSDランニングをしていますが、2カウント吸って4カウント思い切り吐く(吹く、という感じかも知れません)、というロングブレスを取り入れたランニングをしています。心拍計をつけていますが、このロングブレスランニングはかなり心拍数を上げます。ただ、不思議なのですが、心臓がバクバクする、つらい、等のイヤな感覚はありません。むしろ、呼吸のテンポが一定になるので、ランニング自体がラクに感じます。息も深くなり、体全体が活性化する感覚さえあります。

専門家ではないので、どのような現象かは分かりかねますが、ランニングの充実度が上がる実感がありますので、続けていきたいと思っています。

ロングブレスの本について

実際に美木良介氏が出版しているロングブレスの本は数冊ありますが、2019年11月に出版された最新の本を除くと、数年前に出版されたものが殆どです。私は新刊を入手しましたが、説明も簡潔で、DVDも付属しています。いくつかのやり方がDVDで説明されているので、再生しながら真似をすれば、特に自分で時間を測ったりすることなく続けられるので、お勧めです。

私は家族にも勧めましたが、年配の方でも無理なく続けられる内容ですので、喫煙者非喫煙者関係なくトライする価値はあると思います。

こちらがAmazonの本のページです。

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