習慣を以て習慣を制す! 誰でも出来る禁煙の方法
禁煙開始のつらい時期こそシンプルに続けられるように
最近読者の方に頂いたレビューで、
「安定期以降は禁煙とは関係ない展開になるのが残念。
あと、本当にキツイ時期がサラッと書かれているのももったいないなと思う。」
というものがありました。それでも、
「とりあえず実践してみようとは思える手法だった。」という方でしたので、未だ実践されていない、本を読まれた直後の感想でした。
実は、この「本当にキツイ時期がサラッと」という所こそがこの禁煙法のミソなのです。
どういうことかというと、「本当にキツイ時期」、つまり離陸編である、タバコを絶った直後のこの時期に、なるだけつらくならないように準備期間があり、そして本番ではなるだけやる事はシンプル・サラッと進められるようにする事で、「私のような」意思の弱い人間でも達成できるようにしてあるのです。
意図的にサラッと行ける内容にしてあるのです。
禁煙の自信がないからこそ プランを実践
話を遡ると、
自分が禁煙を思い立った時、非常に自信がありませんでした。お酒も好きだし、タバコも生活の中のオアシスで、途中で挫折するのが目に見えていたからです。
「一番つらい時期の自分」を信じ切れていないからこそ、安全に「準備期間」を設けたり、他の習慣を入れ込むことで保険をかけ、継続しやすいように三段階の禁煙プランを作成したのです。自信が無かったからこそプランを練ったのです。
また、「安定期以降は禁煙とは関係ない展開になるのが残念。」とのご指摘も、実はこの禁煙法のエッセンスを表していて、「習慣を以て習慣を制す」の如く、
「喫煙習慣」を、身体に良い「関係のない習慣」に入れ替えてしまう、という禁煙法であるがゆえに生じた事です。
本を読み進めていく内に、関係ない習慣についてやっていた。
これは、
禁煙を続けていく内に、タバコと全く関係のない健康習慣を増やしていた。
という事そのものなのです。
そのレビュアーの方はまだ実践されていない方でありましたので、少し誤解され、高い評価を頂けなかったのは残念でしたが、今回お陰様で改めて禁煙法についてこのように振り返る事が出来ましたことを感謝いたします。